セミナー:≪IJ インクの最適化 千態万様≫インクへの要求特性の明確化と制御および調整技術(2017/03/27 (月):東京・品川区)

<E-mail案内登録会員 5%OFF!>

サイエンス&テクノロジー(株) セミナー情報

≪IJ インクの最適化 千態万様≫インクへの要求特性の明確化と制御および調整技術

~ 装置/基材とインクの因果関係から解く インクジェットの課題とトラブル ~

  • インクジェットのトラブルに、インクの材料技術からアプローチ! 色々試したがうまくいかない、万策尽きた・・・と途方に暮れていた方にぜひご参加いただきたいセミナーです。
  • インクジェットがインクを吐出させるまでの基本的な仕組みやインクの標準的な成分やその役割を知る。
    それだけでは解決し得ない 現場で起こる様々な問題に立ち向かうためのセミナーです。
  • インクの化学的知見とインクジェット開発の経験を駆使し、印刷業界に貢献をし続けてきた演者が、ヘッドやプリンタ、基材上で現実に起こっている諸問題とインクの因果関係を結び付けながら解説をしていくことで、皆様が抱える様々な課題解決の突破口になれば幸甚です。
セミナー番号 B170327(IJインク)
講 師 インクジェットコンサルタント 工学博士 野口 弘道 氏
専 門 【専門】高分子溶液論、印刷記録材料、色素と光化学
東京工業大学卆工学博士(高分子溶液論) 大日本インキ化学工業(株)にて グラビア、スクリーンなどの有版印刷刷版材料 フォトレジスト、インキ 塗料と塗料物性、電子写真材料 光記録材料の研究開発に従事。 キヤノン(株)にて インクジェット事業部に所属し、ヘッド構成材料、インク、記録紙の材料技術開発に従事。 2007年より 日本および諸外国のUVランプ、インクジェット用のインク、顔料、染料、ピエゾプリントヘッド、プリンタの会社技術顧問として製品技術開発の指導を行っている。同時に タイ・バンコクのチュラロンコン大学客員教授として インクジェット顔料捺染、フレキソ印刷、プリンテッドエレクトロニクスの製造技術研究、などの大学での研究指導を行っている。
日 時 2017年03月27日(月) 10:00~17:30 
会 場 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第2講習室 【東京・品川区】
聴講料 50,000円+税(資料・昼食付)
⇒E-mailまたは郵送DM案内登録会員価格 47,500円+税
【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
  ※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
  ※他の割引は併用できません。
主催 サイエンス&テクノロジー(株)

得られる知識

・インクと吐出プロセス・プリンタ品質との因果関係
・プリンタメーカーのインクに対する要求を読み解くための知識
・実用プリンタおよびIJインクの市場・特性の相関関係を捉えるための知識
・新規インク開発時の留意点
・インクの組成、特性、調整法などIJインクの化学・材料技術
・インクジェットのインクにまつわるトラブル対策の技術

対象

・インクジェットプリンタの開発・技術・研究者
・IJインクの開発・技術・研究者
・IJインクの原材料の開発・技術・研究者

~皆様の課題・悩みに精度良く応えるために~

プリンタ・インクの種類は非常に多く存在します。そのような中で、少しでもご参加いただく皆様の課題に寄り添った内容にしていけますよう、ぜひ事前に「参加目的」「質問」「リクエスト」「お悩み」など、ご意見をお寄せください。より有意義なセミナーとなりますよう、可能な範囲で取り組みます。
お申込み時の通信欄、あるいは「事前リクエスト」でご意見を受け付けております。

趣旨

 有版印刷の広い領域に渡ってインクジェットの適用が進められています。方法がインクジェットに変わっても、印刷物におけるインクの役割は同じです。しかしインクジェットプリンタは、従来と同じ品質の印刷物をデジタルプリンタで提供するだけでなく、それが持つ自由度から 新しい機能、すなわち新しい産業技術と文化的な価値をも提供できる可能性があります。その可能性を具体化するには、吐出デバイスと装置の進化に寄り添ってインク技術を進化させることが期待され、これに取り組む技術者にはインクと多彩なインキングの仕組みへの理解が必須です。
 インクは流動・飛翔し、基材上で瞬時に固体になります。この3機能の全体を正しく動作させ、安定して持続させるには、インク経路、インクジェットインク用に仕組まれた諸部品との動的な相互作用、飛翔から固体膜形成に至る低粘度液体の動的な動作への理解、などの基礎事項、トラブル事例から学ぶ応用事項を理解して全体の設計を進めることがたいへん重要です。
 本セミナーでは、インクジェット技術の全貌を睨みながら、インクが関与する個々のトラブルに対応できるよう、基礎事項の理解を深めるとともに、現場で起こるトラブルの具体的対策指針についても論じていきます。

プログラム

<はじめに> インクジェットインクから見た最近の応用製品と動向
 ~インクジェットインクから見たプリント技術の多様化の現在~
 ~印刷業界への影響・ 印刷業界からの影響~
 ~印刷企業の変化・ 印刷産業の転換~

1部 インクの組成と材料技術  ~インクの設計指針と材料知識~


1.インクジェット機構部品としてのインクの使命 ~流動・飛翔・液滴化・固化に至るインク~
 1.1 色材をインク化すること ~吐出して粒子化する
 1.2 基材で液体から固体に変えるための多様なインク形態と状態変化の手法
 1.3 低粘度インクであることの利点 欠点
 1.4 基材上のドットから画像へ ~有版とIJの対比

2.インクの系統と組成
 2.1 現代のインクジェットインクの詳細分類 ~応用製品とインキングのメカニズムから~
 2.2 均一溶解系インクの構成と物性
 2.3 分散系インクの構成と物性
 2.4 色素以外のインク構成材料の役割と物性
   ~溶媒・表面エネルギー調整剤・添加剤・バインダー~

3.インク製品化への材料技術 ~新規開発時に躓きやすいインク化の壁~
 3.1 顔料分散で到達すべきレベルと分散技術
 3.2 インクジェット用顔料分散の技術
 3.3 分散剤の選び方・添加剤の機能と選び方
 3.4 バインダーの役割と選定
 3.5 分散体の測定  ~何を測定するべきか~ ~どの装置で何がわかるのか~
 3.7 分散系インクのプリンタ内での 液・固体界面 及び 液・気体界面問題
 3.8 顔料分散と分散染料分散
 3.9 分散系インクの乾燥と定着
 3.10 新材料 分散系インクにするべきか、溶解系インクにするべきか どこまで自由か

2部 液滴化・吐出プロセスにおけるインクの挙動と要求特性・トラブル対策


1.デバイス設計とインク設計の命題 ~正しい吐出条件を見出すことは最重要~
 1.1 ピエゾヘッド ~駆動条件には自ずから可変範囲に制約がある
 1.2 インクは材料構成からヘッドにどこまで合わせられるか
 1.3 回復系 ~プリントモジュールはピエゾを振動させているだけではない
 1.4 負圧生成と制御
 1.5 インクの一生 ~インクタンクからヘッド、そして基材上へ、あるいは廃インク回収タンクへ
 1.6 水性インク中の溶存気体と泡 
    ~よく起こるトラブルの原因 ~ヘッド設計はどこまで対処できるのか

2.デバイス内のインクの挙動 ~タンク・ノズル・輸送・飛翔時のインク~
 2.1 ノズルは共鳴体だが役割は微小ポンプ 駆動周波数を決める現実の要素
 2.2 高周波数駆動を支えるインク
 2.3 ヘルムホルツ振動以外のピエゾ駆動の動作モードはあるか
 2.4 ラスタスキャン型と固定型 動作にどのような影響を内包しているか
 2.5 インク循環 ~それはさまざまの困難を明確に解消する手段か

3.画質不良の諸相、不吐出などトラブル解決の考え方・インク設計からの対応
 3.1 インクの挙動と粘弾性
 3.2 微小液滴化時に起こるトラブルとその対策
 3.3 吐出速度・精度に関わるトラブルとその対策
 3.4 インクが引き起こすタンクのトラブルとその対策
 3.5 サーマル方式に起こりがちな吐出トラブルとインク設計
 3.6 ピエゾ方式に起こりがちな吐出トラブルとインク設計

3部 プリント画質に関わるインク技術


1.基材別 インクの定着機構
 1.1 単一のインク 複数の基材 結果はどれくらい異なるのか。
 1.2 基材の特徴づけの測定方法 基材の前処理の方法
 1.3 インク吸収性のある基材 インク吸収性の無い基材 それらの中間
 1.4 定着 ~印刷工程上での定着、印刷商品としての定着
 1.5 複数の性質のインクを準備することが出来たら

2.インクの乾燥と定着の溶液科学
 2.1 染料分子集合体溶液の色彩と乾燥過程での挙動 吸収性基材において
 2.2 顔料粒子分散体溶液の色彩と乾燥過程での挙動 非吸収性基材において

3.画質の評価・測定法
 3.1 画質評価の技術項目と測定法
 3.2 インクジェット画像の特質 優位な点とまだ不足しているといわれる点

4.画質向上のためのインク改良
 4.1 色材とインクから画質を向上させる
 4.2 基材改質から画質を向上させる

5.インクの劣化トラブルの原因と対策
 インクは化学品の混合物 ~厳密には変動や劣化をゼロにはできない、これがトラブルの主要原因
 5.1 インクそれ自体 ~原料管理、製造、容器⇔インク相互作用、保存環境、
 5.2 プリンタ上にて ~“マテコン試験”それはどこまでを保証するのか

6.インクの工業化への歩み
 6.1 量産試作から工業化に歩む際の化学品としての品質管理の考え方 品質評価方法

4部 特選!有望市場を取り巻くインク技術


※4部は皆様の要望と時間の兼ね合いにより時間配分を調整します。予めご了承ください。
1.デジタルパッケージ印刷 ~紙器とフレキシブル基材への適用が進み始めた
 1.1 UVインク
 1.2 溶剤インク
 1.3 水性インク

2.UVインクの現状と技術
 2.1 LEDUVの登場で有版・インクジェットで活気を見せるUVインク
 2.2 インク層を盛り上げるためのUVインク インク層を薄くするためのUVインク
 2.3 印刷物を引き伸ばすことができるUVインク
 2.4 臭気、残留モノマー、マイグレーション 永遠の課題だが克服を目ざす
 2.5 高感度化とは 開始剤 モノマーなど素材材料の現状

3.布帛印刷機の進展とインク設計
 ~装置製造会社が提供するプリンタ装置の能力は高まった。次はインクと布帛品質の性能アップである。
 3.1 酸性直接染料インク 反応染料インク 現在のインクの課題と対応
 3.2 分散染料インク 多くの会社が抱える焦眉の課題のありかと考え方
 3.3 顔料インク設計へのアプローチ 期待と現実のギャップを埋めるには
 3.4 適用が期待されるその他の染料インク 染色業者から見れば当然必要なもの
 3.5 有版捺染に使用されていてインクジェットにはできない色材は多数残る


<おわりに> 新しいインクジェット応用におけるインク  
 ~インキング手法の整理~
 1 3D造形用インク
 2 錠剤への印刷インク 医薬品パッケージ印刷インク
 3 食品用インク
 4 導電性インク
 5 セラミックス造形インク
 6 美術品のレプリカ制作 伝統技術との融合

  □質疑応答・名刺交換


<確認事項>

  • その他、ご不明な点は備考欄にご記入ください。

サイエンス&テクノロジー(株) 技術セミナー情報

開催日地区セミナータイトル

すべての技術セミナー情報