セミナー:セルロースナノファイバーの複合化技術、および用途展開(2017/05/30 (火):東京・品川区)

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サイエンス&テクノロジー(株) セミナー情報

セルロースナノファイバーの複合化技術、および用途展開

~特性・作製技術・各複合化技術(樹脂・ゴム・塗料・セラミックス)・研究動向など、基礎から最新情報まで!~

  • 軽量かつ高強度、環境低負荷で資源量が豊富など、セルロースナノファイバーはその優れた特性から革新的素材として期待され、研究開発が活発化しています。
  • 本セミナーでは、複合化技術に焦点をあて、5名の講師が同研究の最前線を語ります。
セミナー番号 B170530(セルロースナノファイバー)
日 時 2017年05月30日(火) 10:00~17:00
会 場 東京・品川区大井町 きゅりあん 5F 第2講習室 【東京・品川区】
聴講料 50,000 円+税(※資料・昼食付)
⇒E-mailまたは郵送DM案内登録会員価格 47,500円+税
【キャンペーン!2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
※2名様ともS&T会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)併用できません。
主催 サイエンス&テクノロジー(株)

特典

【木質バイオマスの活用技術を学ぶ2日セミナー特集】
6/20開催の「リグニン編」とセットでお申込みの場合、セットで 97,200円 (S&T会員 92,340円)でご参加頂けます。
セットでお申込みをご希望の場合は備考欄にその旨ご記入ください。

講師

第1部【10:00~11:10】


「セルロースナノファイバーの調製・複合化の基礎と研究動向」
大阪大学 大学院 工学研究科 教授 宇山 浩 氏

第2部【11:15~12:25】


「セルロースナノファイバー強化樹脂複合材料の高効率製造と特性、用途開発」
(地独)京都市産業技術研究所 高分子系チーム チームリーダー 研究副主幹 仙波 健 氏

第3部【13:15~14:25】


「疎水性高分子とセルロースナノファイバーの均一複合技術」
(国研)森林総合研究所 木材研究部門 森林資源科学研究領域 研究員 藤澤 秀次 氏

第4部【14:30~15:40】


「粉体化による疎水性セルロースナノファイバーの開発
  ~粉体CNFの特性、プラスチック・ゴム・塗料への分散、消臭剤への活用~」
モリマシナリー(株) セルロース開発室 室長 山本 顕弘 氏

第5部【15:50~17:00】


「セルロースナノファイバーとセラミックスの複合材料の開発」
岐阜県産業技術センター 環境・化学部 専門研究員 浅倉 秀一 氏

プログラム

第1部【10:00~11:10】


セルロースナノファイバーの調製・複合化の基礎と研究動向

セルロースナノファイバーの様々な調製技術について、基礎と実用化に向けての動向を紹介する。また、ファイバーをフィラーとする複合材料やナノコンポジットの基礎を学ぶことにより、セルロースナノファイバーを用いる複合材料への理解を深める。加えて、セルロースナノファイバー含有高分子複合材料の代表的な調製方法を紹介し、実用性の高い技術を中心に最近のトピックスを講演者の研究成果を交えて示す。

1.セルロースの基礎
 1.1 バイオマス原料としてのセルロース
 1.2 セルロースの構造・性質
 1.3 セルロースの化学修飾と産業利用

2.セルロースナノファイバーの作製技術
 2.1 機械的粉砕法
 2.2 バクテリアセルロース
 2.3 再生セルロース繊維利用法
 2.4 化学修飾
 2.5 セルロースナノクリスタル

3. 繊維と樹脂の複合化技術(基礎)
 3.1 繊維強化プラスチック
 3.2 ナノコンポジット化技術

4. セルロース系高分子複合材料
 4.1 セルロースナノファイバーの利用
 4.2 修飾セルロースナノファイバーの利用
 4.3 セルロース系高分子複合材料の特性

 □ 質疑応答 □ 

【得られる知識】
・セルロースに関する基礎知識
・セルロースナノファイバーの製造方法
・セルロース系複合材料の製造方法と特性
・セルロースナノファイバーの用途開発の現状

【対象】
セルロースナノファイバー、ナノセルロースの製造、応用に関心のある方

第2部【11:15~12:25】


セルロースナノファイバー強化樹脂複合材料の高効率製造と特性、用途開発

セルロースナノファイバーは、優れた力学的特性、耐熱性、低線熱膨張性を有し、且つ軽量であることからプラスチック補強繊維としての用途も注目されている。京都ではセルロースナノファイバーのプラスチック構造部材の研究開発を10年以上にわたって行ない、昨年3月にはその一貫製造システムである京都プロセスプラントが完成し、現在各方面への材料供給を開始している。本発表では、京都プロセス材料のポテンシャル、特性、今後の展開について紹介する。また国内外の動向についても幾つかを紹介する。

1.はじめに
 1.1 研究開発のバックグラウンド
    …セルロースナノファイバーとプラスチックの出会い

2.セルロースナノファイバーの基礎,動向について
 2.1 セルロースナノファイバーの基本性能
    …高強度,軽量,持続的再生可能,化学処理容易
 2.2 樹脂複合材料による構造部材開発の変遷
    …京都における研究開発
 2.3 国内外の動向
    …様々な分野への適用

3.セルロースナノファイバー/樹脂複合材料の特性
 3.1 京都プロセスについて
    …一貫製造プロセスの概要,特徴など
 3.2 セルロースの化学変性について
    …これまで取り組んだ変性の概要
 3.3 低コスト且つ容易なプラスチック混練プロセス
    …同時複合解繊混練押出
 3.4 樹脂複合材料の特性―力学的特性,耐熱性,摺動性など
 3.5 最近の複合材料の特性
 3.6 用途開発へ

4. まとめ
 4.1 今後の検討の方向

 □ 質疑応答 □

第3部【13:15~14:25】


疎水性高分子とセルロースナノファイバーの均一複合技術

セルロースナノファイバーは、木材などの植物が作り出す天然の高結晶性ナノファイバーであり、高強度・高弾性率・低熱膨張率などの優れた物性を有するため、高分子材料の補強材料としての利用が期待されている。しかし、親水性のセルロースと疎水性の高分子を複合化することが難しいという課題を有している。本講演では、TEMPO酸化という手法を用いて、セルロースナノファイバーを疎水性高分子とナノレベルで均一複合化する手法と、得られる複合材料の力学/熱機械物性について発表する。

1.緒言
 1.1 天然セルロース
 1.2 セルロースナノファイバー(CNF)の物性
 1.3 CNF /高分子複合材料
 1.4 CNFの調製方法
 1.5 TEMPO触媒酸化
 1.6 TEMPO酸化CNF
 1.7 TEMPO酸化CNFを用いた材料開発検討

2.TEMPO酸化CNF/高分子複合材料
 2.1 光学的性質
 2.2 力学的性質
 2.3 熱機械的性質

3.表面修飾CNF/高分子複合材料
 3.1 光学的性質
 3.2 力学的性質
 3.3 熱物性およびCNFの結晶核剤効果

4.まとめ

 □ 質疑応答 □

第4部【14:30~15:40】


粉体化による疎水性セルロースナノファイバーの開発
 ~粉体CNFの特性、プラスチック・ゴム・塗料への分散、消臭剤への活用~

日本が保有する森林資源をナノファイバー化し有効利用するためには、効率良い製造方法とその用途開発が必要である。用途開発については工業利用を中心に紹介していく。

1.セルロースナノファイバー開発の経緯

2.セルロースナノファイバー
 2.1 装置の開発
 2.2 製造したセルロースナノファイバーの特性

3.用途開発
 3.1 プラスチックへの分散
 3.2 ゴムへの分散
 3.3 塗料への分散
 3.4 消臭セルロースナノファイバー
 
 □ 質疑応答 □

第5部【15:50~17:00】


セルロースナノファイバーとセラミックスの複合材料の開発

セラミックス製品は最後に高温で焼成するため、耐熱温度の低いセルロースナノファイバーは混ぜられないという先入観を持ってしまいがちであるが、焼成を必要としないセラミックスもある。本講演では、セルロースナノファイバーとバイオセラミックスの複合化方法や物性について解説し、用途展開について紹介する。

1.はじめに
 1.1 バイオセラミックスの基礎(種類、特徴、加工法など)
 1.2 バイオセラミックスとセルロースナノファイバーの関係

2.バイオセラミックスとセルロースナノファイバーの複合化技術
 2.1 原料スラリーの調整方法
 2.2 スラリーの粉体化と加圧成形
 2.3 鋳込み成形
 2.4 加圧鋳込み成形

3.多孔体構造作製技術
 3.1 真空乾燥
 3.2 CNFの種類による構造変化

4.その他のセラミックスとセルロースナノファイバーの複合化の可能性

 □ 質疑応答


<確認事項>

  • その他、ご不明な点は備考欄にご記入ください。

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