中国マーケット情報

2015/2

2014年のスマホ販売台数は80%が中国メーカー製

-ハイエンドの価格の壁、2015年は3,000元以上に注力-

 2014年の中国スマートフォン販売台数における中国メーカー製の比率は80%を占めています。価格帯別としてはハイエンドモデルでも1,500~2,500元程度が主流で、特にXiaomiが1,999元の価格で一定シェアを獲得した後は、2,000元前後が一つの目安となりました。

 3,000元以上になるとAppleやSamsung El.などをはじめとして外資系メーカーが多くなっています。中国メーカーにとって3,000元の壁を打ち破るのは難しいと言われており、2014年もHuawei、ZTE、Coolpad、Lenovo、OPPOなどが、定価3,000元以上のモデルを発売していますが、販売台数はAppleに遠く及びません。

 しかし2015年から中国メーカーは3,000元以上のスマートフォンに注力するようです。ただ、低価格戦略を展開してきた印象が消費者に根強く残っていることに加え、肌身離さず持ち歩くスマートフォンは、自らのステイタスとして知名度が高いブランドが選ばれる傾向が強く、実際には難しいようです。

出所:“北京凱美莱信息咨詢が解説”関連記事:『第一財経日報』2015年02月10日

注目されるIoV、IT企業による自動車関連事業への参入相次ぐ

-配車サービスUberも百度との提携によるサービス融合に期待-

 スマホアプリを使ったタクシーの配車サービスの普及は2014年から急速に進んでおり、打車と快的打車が覇権を争っています。打車には騰訊(Tencent)が、快的打車には阿里巴巴(Alibaba)が、アプリの普及、シェア拡大のために必要な資金的サポートや、マーケティング、キャンペーンの展開などを行っています。

 世界的にサービスを展開するUber(UBER TECHNOLOGIES,INC.)も北京市、上海市、広州市、深セン市など9つの主要都市でサービスを行っています。昨年末には中国の検索エンジン最大手の百度(baidu)からの出資受け入れと提携を発表しており、百度地図、百度銭包(ペイメント)、百度移動(モバイル系統合アプリ)などとの融合により、熾烈な競争が繰り広げられる中国でのサービス強化を期待しているとみられます。

 また自動車メーカーの奇瑞汽車(Chery)がハイヤー配車サービスを手掛ける易到用車(Yongche)、テレマティクスサービスを行う博泰集団(Broadtec Group Co.,Ltd)と新たな自動車メーカーの設立を発表し、スマートカー(互聯網智能汽車)の開発と2016年からの製造を計画しています。

 この他、中国動画サイト楽視(LeTV)も、楽視超級汽車中国公司を設立する計画を発表しており、IoV(Internet of Vehicles:自動車分野に特化させたIoT)への注目から、IT企業による自動車関連事業への参入が相次いでいます。

出所:“北京凱美莱信息咨詢が解説”関連記事:『第一財経日報』2015年02月03日

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