白物家電&小物家電市場 世界市場動向1

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2014年の家電市場は、中国をはじめとする新興国の経済成長鈍化や長引く欧州経済の低迷などで前年比微増の23億5,513万台となった。2015年以降は、インドやインドネシアなどの新興国の経済成長により市場も徐々に拡大し、2019年には26億2,907万台に達し、2014年実績に対する2019年の市場規模(数量ベース)は11.6%増と予測される。

グローバル家電市場の生産量規模推移
数量ベースでは、調理家電やパーソナル関連の美容・健康家電の構成比が高く、2014年における調理関連家電は31.7%、パーソナル関連家電は31.3%の構成比となっている。

エリア別生産量シェア(2014年実績)/エリア月販売量シェア(2014年実績)
■生産動向
2014年における生産数量の8割以上は中国となっているが、近年、人件費の高騰などを背景に、東南アジアへの生産シフトが見られる。2014年で5.1%であった東南アジアの生産量シェアは、2019年には5.5%に上昇すると予測される。また、内需が拡大していくインドは、2014年は1.9%であったのが、2019年には2.3%に拡大すると予測される。

このように、新興国では内需が拡大するにつれて生産量も増加していく一方、経済低迷が続く欧州・ロシアの生産量は縮小傾向にあり、2014年に5.0%であったものが2019年には4.7%になると予測される。

■販売動向
2014年は、世界需要の3割を中国が占めている。同国の消費は鈍化傾向にあるものの、依然として巨大マーケットであることには変わりなく、内陸部における普及率が低い品目を主として、今後も微増で推移していくと思われる。一方、北米、欧州、日本の市場は成熟化が進み、2019年には2014年と比べ、市場規模は縮小すると予測される。

普及率がまだ低く、経済成長が今後も期待できる東南アジア、インド、中南米、中東、アフリカのそれぞれの構成比は、2019年には拡大すると予測される。

※市場規模算出対象製品の範疇
衣住関連洗濯機/洗濯乾燥機、アイロン、掃除機、ロボット掃除機、浄水器、アルカリイオン整水器、温水洗浄便座
調理関連冷蔵庫、電子レンジ/電気オーブンレンジ、IHクッキングヒーター、食器洗浄乾燥機、トースター、ジューサー/ミキサー、コーヒーメーカー/エスプレッソマシーン、フードプロセッサー/フードチョッパー、電気ケトル、炊飯器、空調・給湯関連 ルームエアコン、電気給湯器、換気扇、扇風機、空気清浄機
パーソナルケア関連メンズシェーバー、レディースシェーバー/脱毛器、ヘアドライヤー、ヘアアイロン、美顔器、電動歯ブラシ、血圧計、血糖値測定器(携帯型)、パルスオキシメーター、体重計/体組成計、歩数計/活動量計、体温計、マッサージチェア
参考文献:「グローバル家電市場総調査 2015」
(2015年01月26日:富士経済)

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