白物家電&小物家電市場 世界市場動向2

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白物/小物家電の世界市場の2回目は注目される国及び地域の動向と各ジャンル別の注目製品について解説する。

■注目国・地域の市場動向
世界最大の家電製品生産並びに消費大国の中国は経済成長が減速しており、「新常態(ニューノーマル)」にシフトしつつあると言われている。その為、家電市場に関しても、今後の成長率は徐々に減速していくと予測される。

インドの新政権は経済政策に積極的に取り組んでおり、GDP伸長率も2016年には中国を越えるとも言われている。家電市場に関しても今後も堅調に拡大していくと予測される。

2014年不調であったインドネシア市場は2015年~2016年には回復し、その後は順調に成長していくと思われる。

注目国・地域の市場成長率予測推移(対前年比ベース)
 
領域製品群市場トピックス
衣住関連アイロン今後もほぼ横ばいで推移していくと見られる。また、掃除機についても、家政婦文化や床材質の違いなどから普及が進まない国もあり、今後も微増で推移していくと思われる。
浄水器水質汚染が深刻な新興国を中心に市場が急激に拡大しており、今後の伸びにも期待が集まる。
ロボット掃除機新市場を創出したと言われ、グローバルで市場が拡大しており、今後は参入企業も益々増加すると予想される。
調理調理家電はコモディティ化しており、また、小物調理家電の主要な需要地である欧州の経済が低迷していることもあり、全体では微増で推移すると予測される。
冷蔵庫や炊飯器は、新興国を中心に、今後市場が拡大していくと思われる。
空調・給湯関連ルームエアコン2014年は、消費鈍化や政情不安により期待ほど伸びなかった新興国市場もあるものの、2015年から2016年にかけては市場も持ち直し、今後は、堅調に伸びていくと思われる。
電気給湯器
換気扇
不動産市場が低迷している中国で伸び悩み、世界全体でもほぼ横ばいで推移している。
空気清浄機PM2.5問題が深刻化する中国で、需要が大きく拡大しており、今後は、他のアジア諸国でも空質に対する意識の向上とともに、市場は拡大していくと思われる。
パーソナルケア関連当該分野で市場の拡大を牽引しているのは美顔器となっており、引き続き血圧計、血糖測定器(携帯型)、マッサージチェアなどの健康機器に関して需要の拡大が期待できる。現在欧米や日本を中心に市場を占めているが、今後中国やインド、東南アジアといった新興国でも美容・健康への関心が高まることにより、拡大していくものと見られる。
富士経済調べ

注記

「新常態(ニューノーマル)」とは、2014年12月に開催された中央経済工作会議において、次のように説明されている。
(1)高速成長から中高速成長への転換
(2)成長率重視型の粗放型成長モデルから成長の質・効率重視の集約型成長モデルへの転換
(3)供給能力拡大重視型経済構造から供給能力適正化重視型経済構造への転換
(4)伝統的経済発展推進力から新型経済発展推進力への転換

参考文献:「グローバル家電市場総調査 2015」
(2015年01月26日:富士経済)

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