バイオマス利活用市場 市場動向2

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バイオマス利活用市場の第二回として、今回は原材料から製品までの技術的相関関係のマップ作成をしてみた。

バイオマスは大きく残渣(廃棄物)系、作物系、海洋系に大きく分かれる。国内では主に残渣系バイオマスの利活用が進んでおり、家畜糞尿など畜産系の残渣に加え、近年は林業系残渣や廃棄物系の残渣を利用する事例が増加している。海外で利用の盛んな作物系や、近年研究開発が進められている海洋系については、国内での利用事例は少ない。

バイオマスは様々な変換技術で燃料(気体、液体、固体)や電気・熱エネルギーに変換でき、またマテリアル用途としては工業製品から化学原料まで様々な形で使用可能である。

新たなバイオマス利用技術として、藻類・微細藻類から機能材料やバイオ燃料を生成する取り組みや古紙や黒液を原料にリグニンやセルロースなどの原料を抽出・活用を行う研究開発が注目されている。

■バイオマス利活用技術・製品マップ
バイオマス利活用技術・製品マップ
富士経済調べ

バイオマス(Biomass)は、「生物現存量」または単に「生物量」と訳され、生態活動に伴って生成する動物または植物、微生物を物量換算した有機物を意味しており、これらを材料とした結果排出される木材、廃材、食品廃棄物、家畜糞尿等の有機性廃棄物はこの範疇からやや外れる。

しかし、このような生態学を超える広義のバイオマス定義は、有機系廃棄物をも含めた生物量をバイオマスとして捉えられる。本レポートでは広義のバイオマス資源として、有機系バイオマスを対象としている。

参考文献:「2015年版 バイオマス利活用技術・市場の現状と将来展望」
(2015年01月22日:富士キメラ総研)

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