世界の自動車部品市場 市場動向2

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今回は、主要部品の市場規模と開発動向を解説する。

■主要エンジン系部品
 2015年
市場規模
開発の課題と優先度 







可変バルブユニット2,037億円
低摩擦性
バルブ制御が複雑になるほど構成部品が増加するため、簡易構造で軽量化を図った製品の開発が行われている。
インテークマニホールド2,619億円
耐震性/サイズ
軽量化目的にアルミダイカストから樹脂への置き換えが進んでいる。
エキゾーストマニホールド2,542億円
性能向上
近年、排ガス浄化を向上させるために触媒コンバーターをエキゾーストマニホールドに内蔵させるケースが増加している。その為、軽量化に向けた開発が進められている。
EGRバルブ2,304億円ガソリンエンジンでは、スロットルボディを全開にしてEGRバルブで空気量を調整することでポンピングロスを低減できることから搭載が進められている。ディーゼルエンジンでは、NOXを低減させるための必須部品である。軽量化を目的に小型化製品の開発が進められている。
ウォーターポンプ2,499億円
電動化
環境規制の強化やHVの普及を背景に電動式ウォーターポンプの搭載率が増加している。軽量化を実現すべくアルミダイカストから樹脂への置き換えが進んでいる。
※開発優先度:高◎>○>△低富士キメラ総研推定

■主要駆動/足回り系部品

 2015年
市場規模
開発の課題と優先度 







デファレンシャルギア4,490億円
静粛性
CAE解析等を用いた小型軽量化が進められている。フロントデフの組付けをボルト留めから溶接化に変更することによる軽量化がみられる。
プロペラシャフト2,739億円
静粛性
普通鋼(炭素鋼)からアルミ合金やCFRPへの材料代替が日系メーカーを中心に検討されている。接合部分への摩擦圧接が採用されている。
パワーステアリング
(油圧/電動)
9,336億円
機能安全
軽量化すべく樹脂に変更できる箇所は積極的に樹脂を採用する方向で開発が進められている。ADASとの協調制御を想定した開発や機能安全、冗長設計等の高度な品質が求められている。
※開発優先度:高◎>○>△低富士キメラ総研推定

■主要駆動/足回り系部品

 2015年
市場規模
開発の課題と優先度 







デファレンシャルギア4,490億円
静粛性
CAE解析等を用いた小型軽量化が進められている。フロントデフの組付けをボルト留めから溶接化に変更することによる軽量化がみられる。
プロペラシャフト2,739億円
静粛性
普通鋼(炭素鋼)からアルミ合金やCFRPへの材料代替が日系メーカーを中心に検討されている。接合部分への摩擦圧接が採用されている。
パワーステアリング
(油圧/電動)
9,336億円
機能安全
軽量化すべく樹脂に変更できる箇所は積極的に樹脂を採用する方向で開発が進められている。ADASとの協調制御を想定した開発や機能安全、冗長設計等の高度な品質が求められている。
※開発優先度:高◎>○>△低富士キメラ総研推定

■主要内装系部品

 2015年
市場規模
開発の課題と優先度 







エアバックモジュール/
インフレーター
1兆3,254億円
平滑化等
エアバッグ基布用原糸の細径化がなされ、金属部品における一体成形の採用が進展している。サイド/カーテン/ニーエアバッグにおいてコート材の使用重量の軽減が検討されている。
インストルメントパネル5,154億円
加工性/意匠性
基材やクッション材の薄肉化や、インパネリーンフォースメントの素材代替、薄肉化等が進められている。表皮や基材の加工工程の短縮化が常に検討されている。
ワイヤハーネス5兆6,682億円
加工性/耐油性等
軽量化を図るべく、銅からアルミ合金への代替が長年継続的に行われている。しかし、アルミ合金には、コストや性質上の課題があるため、銅や被覆材の薄肉化等も開発されている。
※開発優先度:高◎>○>△低富士キメラ総研推定

■主要外装系部品

 2015年
市場規模
開発の課題と優先度 







ヘッドランプ4,712億円
周辺部材
電子部品の集積化、ユニットの一体化、光源のLED化が進行している。ハードコート材の開発が進められている。
ボディ7兆3,625億円
加工性
鋼板の薄肉化と強度向上の開発。高BH鋼板の開発が進められている。
タイヤ(新車用)1兆7,961億円
低燃費化
パンクした際サイドウォール部分を強化することでパンクしても走行可能なランフラットタイヤが開発されている。しかし、現状装着率はごく一部である。タイヤのトレッド部分に使用されるE-SBRを燃費向上のためS-SBRにシフトされている。
※開発優先度:高◎>○>△低富士キメラ総研推定

参考文献:「2016 ワールドワイド自動車部品マーケティング便覧」
(2016年10月31日:富士キメラ総研)


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